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神戸メリケンパークオリエンタルホテル

プレスリリース

【神戸メリケンパークオリエンタルホテル】六甲山の“間伐材”や紙パッケージなどをアップサイクルした紙糸を使用したクリスマスディスプレイをアップサイクルし桜色のコースターが完成

神戸メリケンパークオリエンタルホテル(兵庫県神戸市中央区)では、ネスレ日本の「ネスカフェ」や「キットカット」のパッケージをはじめとする使用後の紙資源や未利用な間伐材を紙糸にアップサイクル※するプロジェクト「TSUMUGI」に賛同し、紙糸「TSUMUGI」を使用したクリスマスディスプレイを昨年展示いたしました。
このディスプレイで使用した布地を材料に、※「のこり染」という新しい技法で染め、この布地をアップサイクルした桜コースターが完成いたしました。こちらを、桜開花予想時期に合わせて3月21日(木)より、ロビーに展示いたします。
桜色コースターと展示イメージ
昨年のクリスマスディスプレイ
■廃棄される紙資源や間伐材を紙糸にアップサイクル※するプロジェクト「TSUMUGI」
廃棄される紙資源や間伐材をアップサイクルするプロジェクト「TSUMUGI」は、リサイクル率向上を目指す企業連携プラットフォームとして2023年2月7日(火)に設立された一般社団法人アップサイクルの第一弾プロジェクトとして開始しています。流通店舗や神戸市内の環境啓発施設で回収した使用後の紙資源や、六甲山の間伐で発生する檜から紙素材を作って一本の糸に撚り上げ、「紙糸」としてアップサイクルします。紙糸で作られた布地は、地球にもやさしく、柔らかくやさしい手触りで、まるで自然の中にいるような触り心地です。
※アップサイクルとは:廃棄予定だったものに手を加えて、新たな価値を生み出し別の製品として生まれ変わらせること。

■のこり染とは
普段なら捨てられてしまう食べ物や、植物を加工したあとに出る、のこりや捨ててしまう部分で生地を染める新しい染色方法で、今回の桜色の材料は淡墨桜で有名な岐阜県根尾地域の桜の二世の間伐材で染められています。花が咲く前の内側に色素を蓄えている冬の時期にしか色は出ないため、クリスマスから春の季節の間に加工ができる良い時期と今回重なりました。
「株式会社艶金にて撮影」淡墨桜の枝
染色工程の一部

岐阜県根尾地域の淡墨桜(岐阜の旅ガイドサイトより流用)
神戸メリケンパークオリエンタルホテルでは、今後も多くの方々にこのプロジェクトを知っていただくきっかけとして協力をしていきたいと考えています。
■「TSUMUGI」プロジェクト×神戸メリケンパークオリエンタルホテル アップサイクル 桜染め展示
展示期間:2024年3月21日(木)~ 2024年4月26日(金) 9:00まで
場所:3階 メインロビー
展示内容:のこり染「桜色コースター」を展示

入会金・年会費無料
オリエンタルホテルズ&リゾーツの
メンバーシップ「CLUB ORIENTAL」