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世界自然遺産に登録されたやんばるの森とは?楽しみ方やおすすめスポットも紹介

世界中を探してもやんばる森でしか見ることができない、豊かな自然の魅力をご紹介!

沖縄県のやんばるの森が世界自然遺産に登録されたのを知っていますか?
世界中を探してもやんばるの森でしか見ることができない、豊かな自然の中で独自の進化を遂げた固有種が数多く生息している場所です。
本記事では、やんばるの森の紹介と楽しみ方について紹介していきます。

世界自然遺産のやんばるの森とは

やんばるの森とは、世界的に数少ない亜熱帯照葉樹林で「奇跡の森」と呼ばれています。
2021年7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部及び西表島」は、世界自然遺産として登録されました。
この世界自然遺産に登録された「沖縄本島北部」のエリアが「やんばる」という愛称で親しまれており、このエリアの森がやんばるの森と呼ばれています。

やんばるはどんな地域

実は、「やんばる」と呼ばれるエリアに明確な定義はありません。
「やんばる(山原)」とは「山々が連なり、鬱蒼とした常緑広葉樹の森が広がる地域」という意味を持っています。
ですので、昔からの手付かずの自然が残っている地域と捉えられています。

貴重な生き物が生存する「奇跡の森」

世界自然遺産のやんばるの森は、北緯27度付近に位置しており、世界的にみても森林があるのが稀な国内最大級の亜熱帯照葉樹林です。
さらには国頭村、大宜味村、東村は、日本全体の0.1%にも満たない狭い面積ですが、このわずかな範囲に絶滅危惧種を含むたくさんの種類の生き物たちが、絶妙なバランスを保ちながら複雑な生態系を作り上げていることから「奇跡の森」と呼ばれています。

やんばるの森の楽しみ方

沖縄に行く際には、ぜひ足を運んでほしいやんばるの森。世界自然遺産に登録されたやんばるの森の楽しみ方は1つではありません。
ここでは、手付かずの自然を満喫できる楽しみ方をいくつか紹介します。

トレッキング

亜熱帯のジャングルが広がるやんばるの森は、絶好のトレッキングスポットです。
やんばるならではの植物や生物が間近でみれる絶好の機会です。
ヤンバルクイナなどの絶滅危惧種ももしかしたらみることができるかもしれません。
近年観光客に人気となっており、遊歩道が整備されているところも多く、大人から子どもまで誰でも原生林を散策できるのでおすすめです。

リバートレッキング

比地大滝

比地大滝

やんばるの森の大自然を全身で思いっきり感じたい方は、「キャニオニング・リバートレッキング・滝遊び」がおすすめです。
地図には載っていない滝を目指して小さな清流をトレッキングしたり、勇気を出して滝壺にジャンプしてみたりと、自分の足で大自然を感じられます。
ゴールにたどり着いたときの爽快感や充実感と共に、神秘的な大自然のパワーも感じることができます。

カヤック・カヌー

カヤック・カヌーは、亜熱帯の大自然に育まれた生命の息吹を感じながら、マイナスイオンもたっぷり感じることができます。沖縄本島最大のマングローブコースが有名で、国の天然記念物、国立公園にもなっている貴重な場所です。
ガイド付きのツアーがほとんどなので、カヤック・カヌーの漕ぎ方はもちろん、マングローブの成り立ちややんばる地域の話も楽しめます。

やんばるの森周辺のおすすめスポット

ここでは、やんばる森の周辺のおすすめスポットを紹介します。
やんばるの森に触れるだけではなく、学べる施設もたくさんあるのでぜひ参考にしてみてください。

やんばる学びの森

やんばる学びの森は、「遊びのゾーン」「学びのゾーン」の2つに分けられており、キャンプ場やアスレチック広場から森の生態系を学べる展示ルーム、ネイチャートレイルなどがあります。自然体験や野外活動を中心に、子供から大人まで幅広く楽しむことができる場所です。

住所:沖縄県国頭郡国頭村字安波1301-7
駐車場:無料62台
営業時間:8:30〜17:30(定休日なし)
料金:無料(ツアー等は有料)
お問い合わせ:TEL 0980-41-7979
公式サイト:https://yanbaru-manabi.com/

大石林山

大石林山

大石林山

大石林山は、やんばる国立公園の一部となっており、2億5千万年前(古生代)の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などにより侵食されてできた世界最北端の熱帯カルスト地形です。この場所は、島建ての神「アマミキヨ」が降り立ち、沖縄最初の聖地「安須杜」を創ったといわれており、聖なる地として人気となっています。

大石林山は4つの散策コースがあり、神話や拝所を楽しめるように歩きやすいコースとなっています。バリアフリーコースもあるので大人から子どもまで安心して楽しめたり、専門ガイドによるガイドツアーもあります。

住所:沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
駐車場:無料80台
営業時間:9:30〜16:30  17;:30閉園(定休日なし)
料金:国立公園 入山料金 
   大人(15才以上):1,200円 小人(4才〜14才):550円 シニア(65才以上)900円
お問い合わせ:TEL 0980-41-8117
公式サイト:https://www.sekirinzan.com/

ヤンバルクイナ展望台

ヤンバルクイナ展望台

ヤンバルクイナ展望台


沖縄本島北部の辺戸岬のすぐ近くに、絶滅危惧種にも指定されている巨大なヤンバルクイナの展望台があります。
高さ11.5mもあるリアルなヤンバルクイナの像の胴体の中が展望台となっており、展望台からは、辺戸岬の全体像が一望できます。
辺戸岬の海は透明度が高く、珊瑚礁まで見えており、青いグラデーションがとても美しいです。
あまり知られていない穴場スポットなので最北端まで足を運ぶ際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

住所:沖縄県国頭郡国頭村辺戸
駐車場:無料
営業時間:年中無休
料金:無料
お問い合わせ:なし
公式サイト:なし

やんばるの森へのアクセス

やんばるの森は、沖縄本島北部周辺に見所がたくさん集まっているので、北部の名護エリアを通り過ぎて、国頭村を目指しましょう。
ここでは、国頭村の辺土名へのアクセスを紹介します。

空港から国頭村へのアクセス
車:那覇空港より豊見城ICから高速道路に入り、許田ICで降り、国道58号で辺土名へ
バス:那覇空港より高速バス(系統番号111)で終点の名護バスターミナルで下車、路線バス(系統番号67)に乗り換えて辺土名へ

ホテル日航アリビラから国頭村へのアクセス
車:高速道路利用で約2時間

オリエンタルホテル沖縄から国頭村へのアクセス
車:高速道路利用で約1時間

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