クリスマスシーズンの訪れと共に、日本各地では華やかなクリスマスマーケット(ウィンターマーケット)が開催されます。これらのマーケットは、本場ヨーロッパの雰囲気を色濃く反映していて、日本にいながらにして本場のクリスマスを体験することができます。
そこで本記事では、日本のクリスマスマーケットでの楽しみ方をご紹介し、おすすめの場所やイベントについてお伝えしていきます。記事の中では、オリエンタルホテルズ&リゾーツのレストランで楽しめる本格的なクリスマスメニューなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
クリスマスマーケットは、主にヨーロッパの国々、特にドイツ語圏で伝統的に開催されるクリスマスに向けた市場のことです。この市場(マーケット)は、クリスマスの数週間前から始まり、クリスマスイブやクリスマス当日にかけて続きます。
最近では日本でもたくさんのクリスマスマーケットが開催されるようになり、全国各地で本格的なクリスマスを楽しむことができるようになりました。
そこで以下では、より具体的にクリスマスマーケットの特徴や楽しみ方についてご紹介していきます。
本場ヨーロッパはもちろん、日本のクリスマスマーケットでは、主に日用品やお菓子、雑貨、プレゼント用ギフト、ドリンクや食べ物などが売られています。
マーケット内にはクリスマスの装飾に彩られたたくさんのお店が並んでおり、買い物や飲食を楽しむことができます。場所によってはメリーゴーランドなども設置されていて、実際に遊ぶこともできます。
クリスマスマーケットと言えば、やはりドリンクや食べ物の屋台グルメが大人気です。ビールやワイン、ソーセージ、クッキーなどが定番ですが、特におすすめはグリューワインです。
グリューワインは、ヨーロッパでは冬になると飲まれるホットワインのことを指しますが、ワインにフルーツやスパイス、シロップなどが入っているのが特徴です。冬の冷えた身体も温まり、ドイツ産のソーセージなどと一緒にいただくのがおすすめです。
クリスマスマーケットでは、クリスマスシーズンにしか出会えない伝統工芸品もたくさん売られており、これらを自宅用やプレゼント用にお土産として買っていくのも大変おすすめです。
たとえば、クリスマスツリーに飾られるオーナメントやオリジナルのマグカップ、サンタクロースに扮したくるみ割り人形、キャンドルやランタンなど、見ているだけでも楽しい工芸品が並んでいます。
飲み食べだけではなく、クリスマスマーケットではぜひお買い物も楽しんでみてください。
クリスマスマーケットは冬の屋外で開催されることがほとんどなので、しっかり防寒対策をして会場に向かいましょう。
一方で、温かい飲み物を飲んだり長い間会場を歩いたりしていると、身体が熱くなることもあります。そのため、簡単に脱ぎ着ができるジャケットや袖をまくれる服、吸汗速乾で身体の冷えを防ぐインナーなどを準備しておくとストレスなく楽しめるでしょう。
以下では、日本で楽しめるおすすめのクリスマスマーケット・イベントを5つ厳選してご紹介していきます。日本全国から幅広くご紹介し、訪れたついでに併せて泊まってみたいおすすめホテルもお伝えしていきます。
六本木ヒルズのオープンスペースでは、世界最大規模と言われるドイツ・シュツットガルトクリスマスマーケットが毎年再現されます。けやき坂と毛利庭園の美しいイルミネーションと共に、六本木のクリスマスを華やかに彩ります。
会場では、ドイツオリジナルのクリスマス雑貨や、グリューワイン、ソーセージといった本場ドイツ料理など、厳選された10店舗が立ち並び、毎年大人気のクリスマスイベントです。
開催場所:六本木ヒルズ内 大屋根プラザ
2023年日程:11月25日〜12月25日
入場料:無料
公式サイト:https://www.roppongihills.com/sp/christmas/2023/
周辺おすすめホテル:ヒルトン東京お台場
横浜の象徴でもある「横浜赤レンガ倉庫」の美しさと、高さ約10m にもなる本物のもみの木でできたツリー、そして周辺に並ぶドイツ風の木製小屋が織り成すノスタルジックな風情の中で、本格的なドイツ料理や温かなグリューワインなどを楽しめます。
約50mの長さを誇るイルミネーションルーフもコロナ禍を経て4年ぶりに復活し、まるでドイツにいるかのような雰囲気を味わえる、人気のクリスマスマーケットです。
開催場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場、赤レンガパーク
2023年日程:11月24日〜12月25日
入場料:500円(小学生以下は無料)
公式サイト:https://www.yokohama-akarenga.jp/christmas/
周辺おすすめホテル:オリエンタルホテル 東京ベイ
標高約400メートルに位置する神戸布引ハーブ園では、毎年クリスマスマーケットが開催されています。ロープウェイでアクセスするこの場所は、ボタニカルな装飾でハーブ園が美しく装飾されていて、中世ヨーロッパを感じられるような雰囲気が魅力です。
温かいグリューワインやホットチョコレート、伝統的なクリスマス菓子「パンデピス」も楽しめ、神戸の夜景を背景にロマンチックなクリスマスの時間を過ごすことができます。
開催場所:神戸布引ハーブ園
2023年日程:11月11日〜12月25日
入場料:ロープウェイ乗車料とハーブ園入園料(大人2,300円・小人1,150円)
公式サイト:https://www.kobeherb.com/topics/36373
周辺おすすめホテル:神戸メリケンパークオリエンタルホテル
過去10年にわたり、博多、天神、中洲といった福岡市内のさまざまな場所で拡大を続けてきた「福岡クリスマスマーケット」は、今年から「クリスマスアドベント」という新たな名前で、天神中央公園、貴賓館前広場、福岡大名ガーデンシティといった新しい会場にもその範囲を広げました。
幻想的なイルミネーションのなかで屋台グルメやショッピングを楽しめ、会場の至るところには等身大のサンタクロース人形もあり、クリスマス気分を存分に味わうことができます。九州エリアでは最大規模となる毎年大人気のクリスマスマーケットです。
開催場所:福岡市中心部(会場が複数あるため、詳しくは公式サイトをご確認ください)
2023年日程:11月6日〜12月25日
入場料:無料
公式サイト:https://christmas-advent.jp/
周辺おすすめホテル:オリエンタルホテル福岡 博多ステーション
最後は、屋外ではなく屋内でクリスマス気分をゆっくりと味わえるおすすめのイベントをご紹介します。
オリエンタルホテル 東京ベイ(千葉)とオリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ(沖縄)の2ホテルでは、本場ヨーロッパのクリスマスマーケットの雰囲気が味わえるメニューやドリンクが目白押しの「ウィンターマーケット」を開催しています。
このウィンターマーケットでは、「スウェーデン風ミートボール」や、イギリス王室の伝統料理「フィッシュパイ」、ハンガリアンビーフシチュー「和牛のグヤーシュ」など、ヨーロッパの家庭料理をイメージした絶品メニューが用意されています。
そのほかにも、ドイツの伝統料理やスパイスの効いたホットワイン、クリスマスツリーをイメージしたオリジナルモンブランなど、見た目も華やかな料理を存分に楽しむことができます。
クリスマスマーケットとは別に、こういったフードイベントでクリスマス気分を味わうのも良い思い出になるでしょう。
また、ホテルではサンタクロースが部屋にやって来るクリスマス限定の宿泊プランなどもあるので、ついでに宿泊するのも大変おすすめです。
開催場所:オリエンタルホテル 東京ベイ・オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ
開催期間:2023年11月1日~2024年1月31日
料金:ランチ 2,500円〜、ディナー 5,000円〜
ウィンターマーケット公式サイト:https://www.oriental-hotels.com/news/1345/
オリエンタルホテル 東京ベイ 公式サイト:https://www.oriental-hotel.co.jp/
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ 公式サイト:https://www.okinawa.oriental-hotels.com/