沖縄県は国内の旅行先として根強い人気のある場所のひとつですが、より柔軟な旅行プランにしたいのならレンタカーの活用は必須です。特に名護市は那覇空港からも遠いため、レンタカー利用はマストになってくるでしょう。
しかし、現在沖縄ではレンタカーが不足しているため、できるだけ早く、事前に車を確保しておくことが重要です。
そこで本記事では、沖縄のレンタカー事情や注意点をまずお伝えし、その後にレンタカー観光で行ける名護市および周辺のおすすめ観光・グルメスポットを10個ご紹介していきます。
現在、沖縄県は深刻な「レンタカー不足」に陥っています。新型コロナウイルスの蔓延で観光業が低迷した際、整備費用や保険料などのコスト削減のため、レンタカー事業者は2年間で3割以上も台数を減少させました。
現在はパンデミックが落ち着き始め、観光需要が回復傾向に転じました。海外からの観光客も増えてきています。しかし、レンタカーの台数はすぐに増やすことはできないため、需要に対する供給が少ない状況がまだ続いています。
特に繁忙期である夏休みシーズンの7月半ば~8月上旬までは、常にレンタカー不足の状態です。
沖縄旅行では「レンタカーは必須」と言っても過言ではありません。なぜなら、沖縄県は鉄道などの公共交通機関が充実しているとは言えないうえに、路線バスは通勤・通学や買い物のための生活路線が基本だからです。自由に移動できるレンタカーがなければ、観光地へのアクセスが難しくなります。
そのため、沖縄県を旅行する時は必ずレンタカーを早めに確保しておきましょう。数週間前の予約では遅いので、遅くとも1か月以上前には確保しておくことをおすすめします。
ホテルの「レンタカーパックプラン」を利用すると、ホテルとレンタカーをセットで確保できるので便利です。
沖縄県をレンタカーで旅行する際に気になるのが、コインパーキングの有無ではないでしょうか。
沖縄県では、さまざまな場所にコインパーキングが設置されています。しかし、観光地の近くには無料駐車場や安価な駐車場があるので、コインパーキングよりこちらを利用するほうがお得です。
レンタカーを借りて名護市やその周辺を観光するのなら、以下6つの観光スポットをぜひ訪れてみましょう。車があれば、どれも簡単にアクセスすることができます。
「ブセナ海中公園」は、名護市のブセナリゾート内に位置する海中公園で、海域にはさまざまな熱帯魚が生息しています。まるで竜宮城のような色鮮やかな海の風景を観察でき、ガラス越しにチョウチョウウオ・クマノミ・サンゴなどを見ることができます。
ブセナ海中公園は屋内にあるため、天候をあまり気にすることなく、小さなお子さまと一緒でも楽しめます。シュノーケルやダイビングとは違った魅力があるため、名護市観光の際はぜひ訪れてみてください。
名称 | ブセナ海中公園 |
住所 | 沖縄県名護市喜瀬1744−1 |
営業時間 | 海中展望塔:4月~10月 9:00〜18:00、11月〜3月 9:00〜17:30 グラス底ボート:4月~10月(毎時)10分・30分・50分(12時台は10分・50分) 11月〜3月(毎時)10分・30分・50分(16時台は10分・30分) |
TEL | 0980-52-3379 |
ナゴパイナップルパークは、パイナップルを食べて、学んで、楽しめる人気の観光スポットです。沖縄のパイナップルの歴史を学んだり、色とりどりの花々やジャングルのように茂っている南国の植物を間近で見ることができます。
園内ではさまざまなパイナップルグルメが味わえ、パイナップルをたっぷり使ったスイーツは子どもにも大人にも大人気です。家族連れの方には特におすすめしたい観光スポットです。
名称 | ナゴパイナップルパーク |
住所 | 沖縄県名護市為又1195 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
TEL | 0980-53-3659 |
名護市にある「ネオパークオキナワ」は、東京ドーム約5個分と広大な敷地の中で、アマゾン、アフリカ、オセアニアといった世界中の熱帯地方の環境を再現しています。
園内では動物たちとの距離がとても近いまま鑑賞を楽しむことができたり、水中トンネルやふれあい広場があったりと、1日中いても飽きない場所です。
動物好きの方、珍しいもの好きの方には特におすすめできる、名護市イチオシの観光スポットです。
名称 | ネオパークオキナワ |
住所 | 沖縄県名護市名護4607-41 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
TEL | 0980-52-6348 |
那覇空港から名護市へ向かう道中にある「琉球村」は、かつての琉球王国の伝統や文化を身近に楽しめる沖縄の人気観光スポットです。有形文化財として有名な一般的古民家も見学でき、伝統芸能や工芸体験も手軽に楽しめます。
また、伝統舞踊である「エイサー」を見たり、実際に踊ったりできることも魅力の一つです。1日で沖縄県を満喫できる場所なので、沖縄旅行が初めてという方には特におすすめのスポットです。
名称 | 琉球村 |
住所 | 沖縄県国頭郡恩納村山田1130 |
営業時間 | 9:30〜17:00 |
TEL | 098-965-1234 |
名護市内から車で北に30分ほどの場所にある「古宇利(こうり)大橋」は、沖縄本島から古宇利島にアクセスできる唯一の橋です。
古宇利島は、エメラルドグリーンの海に囲まれた小島で、沖縄本島北部にあります。島内にはパワースポットもあり、夜には満天の星空を見ることもできます。
古宇利大橋は、そんな魅力的な古宇利島に行くための橋です。エメラルドグリーンの美しい海の上を走る橋は、絵になる風景なので撮影スポットとしても有名です。ただし、橋の上は駐停車禁止となっているため、記念撮影は橋の手前から行いましょう。
名称 | 古宇利大橋 |
住所 | 沖縄県今帰仁村 |
名護市内から車で北に30分の場所にある「美ら海水族館」は、「沖縄の海との出会い」をテーマに沖縄近海の海洋生物を展示する水族館で、沖縄を代表する定番観光スポットです。
美ら海水族館は4階建てで、上から下に降りていく順番になっており、浅瀬から深海へと潜っていくような体験ができます。
サンゴ・熱帯魚・イセエビなど沖縄特有の生き物を間近で楽しむことができるので、沖縄旅行で一度は訪れておきたい場所です。
名称 | 沖縄美ら海水族館 |
住所 | 沖縄県国頭郡本部町石川424 |
営業時間 | 8:30~18:30 |
TEL | 0980-48-3748 |
沖縄といえば、海や自然、文化以外にもグルメも有名です。沖縄料理はもちろん、歴史的背景からアメリカンな雰囲気や味を味わえるグルメスポットもたくさんあります。
以下では、レンタカー観光におすすめの名護市内のグルメスポットを4つ厳選してご紹介します。
「ひがし食堂」は、ぜんざいや沖縄そばを味わうことができる観光スポットです。昔ながらのミルクぜんざいは、ほどよく甘い金時豆と餅の味わいが楽しめます。
沖縄そばには、ダシがしみ込んだバラ肉が乗っていて、ボリュームたっぷりです。なお、冷やし物メニューはテイクアウトもできます。
名称 | ひがし食堂 |
住所 | 沖縄県名護市大東2-7-1 |
営業時間 | 11:00〜18:00 |
TEL | 0980-53-4084 |
「A&W名護店」は、日本に居ながらアメリカンな雰囲気と味を楽しめる、大人気のファストフードチェーン店です。A&Wレストランは、アメリカやカナダなどで展開しているハンバーガーのファストフードチェーンです。
ハンバーガーやフライドポテトなどはもちろん、サンドウィッチなどアメリカンな食事を楽しむことができます。A&Wは沖縄以外ではあまり見かけない店舗なので、沖縄旅行の際はぜひ訪れてみてください。
名称 | A&W名護店 |
住所 | 沖縄県名護市東江5-16−12 |
営業時間 | 24時間営業 |
TEL | 0980-52-4909 |
「宮里そば」は、名護の地元住民に長年愛されている沖縄そばの人気店です。広々とした店内は昔ながらの風情を感じさせる雰囲気があり、小さな子ども連れでも安心して利用できる座敷席もあります。
お店の看板メニューである「ソーキそば」は、クセがなくやさしい味わいが特徴です。また、カレーライスやスパゲティなどの洋食メニューもあるので、色々と注文してシェアするのも楽しいでしょう。
名称 | 宮里そば |
住所 | 沖縄県名護市宮里1-27-2 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
TEL | 0980-54-1444 |
名前の通り、名護漁港内にある「名護漁港食堂」では、漁港の新鮮な海産物がいただけます。ここで提供される海産物は非常に新鮮で、味も抜群です。
この食堂では、マグロの刺身や海鮮丼などが人気ですが、特におすすめしたいのが「マース煮」です。これは、沖縄産の塩「島マース」と泡盛で味付けする煮魚料理で、沖縄の家庭料理としても広く愛されています。
訪れた際には、沖縄の家庭の味を感じられる「マース煮」をぜひお試しください。
名称 | 名護漁港食堂 |
住所 | 沖縄県名護市城3-5-16 |
営業時間 | 11:00~17:30 |
TEL | 0980-43-0175 |
名護市内にあるオリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパは、沖縄の美しい海を背景に立つリゾートホテルとして2021年10月に新しくオープンしました。このホテルの最大の魅力の一つは、その絶景のロケーションです。沖縄の透き通る青い海や緑豊かな自然と一体となりながらリフレッシュでき、至福の時間を過ごすことができます。
ホテル内部も豪華で、客室のデザインや設備も非常に洗練されており、お部屋は全部屋オーシャンビューです。また、緑豊かな丘の上に広がる全長170mのガーデンプールでは、東シナ海に沈むサンセットを一望できます。食事は、和食・洋食・中華などインターナショナルな料理を用意したブッフェレストランに加え、日本料理や沖縄料理など、多彩な食事を楽しむことができます。
そのほかにも、水辺のアクティビティやネイチャーガイド、ナイトプールなど、多彩なアクティビティも用意されており、退屈することなく沖縄を楽しむことができます。
沖縄自動⾞道許⽥インターチェンジに近いため、北部のみならず中南部へもアクセスしやすく、アクティブな沖縄観光に最適なホテルです。この記事で紹介した観光スポットやグルメスポットも車でアクセスしやすく、名護市観光の拠点としても非常に便利です。
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